こんにちは(*^^*)
小野市 美容院 マテリカヘアーデザインの乾です!
最近、お客様でもカラーの際に頭皮に痒みや痛みがある方が増えている気がします。
基本的には、白髪染めなど頭皮からカラー剤を直接塗布する方に多いのではないのでしょうか?
基本的には、当店では予防策として頭皮にオイルのスプレーを振って頭皮にオイルの膜を作りその後カラー剤を塗布していきます。
カラーの染まり具合にも影響は、特になくカラー時の不快感もないのでお客様にもご安心頂けるのではないでしょうか?
少し頭皮に油分を与えることでカラー剤が直接触れることなくまた、白髪は根元からしっかり染まります。
カラー後、お家に帰ってから痒みがでる方も多いみたいなので注意が必要です。
それでもかゆみや頭皮の炎症がある方への対策は、頭皮から数㎝あけてカラー剤を塗布する方法です。
頭皮から数㎝あけることで少し根元の髪は染まりませんが頭皮にカラー剤が触れることなく施術ができるのでアレルギーや頭皮湿疹が出やすい方にはいいと思います。
ただデメリットとして頭皮から少し距離を開けるので白髪が気になるスピードは速くなると思います。
少しの工夫で傷みを感じることなくヘアカラーをする事が可能になりますので是非ご検討ください。
刺激性接触皮膚炎
ヘアカラーを使用していると「頭皮がしみる」「頭皮が痒い」「発疹」「腫れ」などといった症状が起こる事があります。
これを刺激性接触皮膚炎と言います。
この反応は、主にヘアカラーを塗布した直後から、塗布中に症状が出ることが多くなります。
また、今までカラーリングでしみた、痒いなどの症状がなかった方でも突然しみる、かぶれる、腫れるなどの症状が出る場合もあります。
カラーで起こるこれらの症状は、アルカリのかぶれに該当します。
カラー剤に含まれているアルカリ成分がアレルギーを起こす原因です。
この場合はすぐに薬剤を洗い流すと症状はおさまることが多いです。
アレルギーの発症は人によって異なります。
しみる時があったりなかったり、ヘアカラーを始めてから数年後にかぶれの症状が起こることもあります。
ヘアカラー剤と肌環境の関係性はとてもデリケートで、頭皮や顔の皮膚のバリア機能が低下している時は、通常よりもしみやすくなります。
アレルギーにも2つの種類があります。
ヘアカラーでしみる、痒いなどのアレルギー症状はもう一つあります。
アレルギー性皮膚炎
ヘアカラーをして数時間~48時間以内に症状が現れるかぶれです。
ヘアカラーリングを行なっている最中や直後ではなく、カラーをして数時間後〜48時間以内に痛みやかゆみが現れはじめ、徐々に症状が強く出てきます。
この場合ジアミンという成分によるアレルギー性皮膚炎の可能性が高いといえます。
二度とカラーが出来なくなる場合があるので要注意です。
ジアミンは皮膚科医の研究で、生活品の中でアレルギーを発症する頻度が高いとして、アレルギーを起こしやすいことが報告されています。
最近はカラーでしみた経験があると答える方が多くなってきており、真剣に向き合いたい問題ですね。
時々カラーでしみる方の原因と特徴
カラーリングでしみるのは、全員ではなく個人差があります。
アレルギーがある方はしみやすいですし、今までしみなかったのに急にしみるようになる場合もあります。
その中で「原因はなんなのだろう」と疑問に思われていませんか?
実はアレルギー以外の原因でしみてしまう場合があります。これは普段過ごしている何気ない生活が原因だったりします。
わかりやすくまとめましたので、ご覧ください。
・花粉症の方
花粉症でかゆみを伴うのは炎症している為です。炎症しているとカラーが刺激になり、さらなるかゆみの刺激が現れてしまいます。
・カラーリングの頻度が多い方
ヘアカラーリングの頻度が多いと、アレルギー反応が起きる可能性も高くなっていきます。
人によってアレルギーの発症のしやすさは異なりますが、1か月に複数回カラーリングをされている方は回数を減らすなど頻度を見直すのもよいと思います。
・頭皮に傷がある人
頭皮に傷があると、その傷にカラー剤が触れることで刺激となり高確率でしみてしまいます。
傷が治るまでカラーは控えた方が良いでしょう。
またシャンプーをしてる際、気づかないうちに爪で頭皮を傷つけている場合もあります。
シャンプーする際は指の腹で優しく洗ってください。
・乾燥している人
頭皮が乾燥しているということは、頭皮環境が悪化している証拠です。
頭皮環境が悪いとしみやすいので、しっかり保湿することがオススメです。
・シャンプーを直前にした人
シャンプーは爪で頭皮を傷つけている可能性があります。カラー前は出来るだけ直前のシャンプーを控えましょう。
・女性特有の生理の日
ホルモンバランスの影響でしみることがあります。
・疲労、睡眠不足
身体が疲れていると免疫力が下がり、刺激に敏感になってしまいます。
疲れや睡眠不足が直接関係してくるなんて驚きですよね。
上記の項目に当てはまる方は、アレルギーが出てかゆみが出てしまう可能性が高くなりますので、気を付けてください。
アレルギー反応を出にくくする為の頭皮環境対策
頭皮環境を改善することにより、しみる、痒い、などの刺激を少なくすることができます。
ご自身で出来る簡単な頭皮ケア対策をご紹介致します。
しみない為の正しい頭皮ケア
・洗浄力の強すぎるシャンプー剤を使わない
石鹸系のシャンプー剤は刺激が強い為、弱酸性のシャンプー剤を使うと良いでしょう。
・シャンプーは地肌をこすらず、指の腹で地肌をマッサージしながら洗う
爪を立ててしまうと傷がついてしみてしまうので、優しく洗いましょう。
・お湯の温度は39度以下にする
お湯が高温だと地肌が敏感になり、乾燥しやすくなります。
お湯は少しぬるいと感じるぐらいの温度がオススメです。
・頭皮の乾燥を防ぐために頭皮用化粧水を付ける
お風呂では頭皮用のトリートメントをつけてドライヤーで乾かす前にも頭皮用の化粧水を付けて保湿しましょう。
頭皮用のトリートメントは美容院の他に薬局でも販売されています。
しかし、頭皮用ではないトリートメントを頭皮に付けると、毛穴を塞ぎ頭皮環境が悪化してしまうので、要注意です。
色々書きましたが、少しの工夫で傷みを感じることなくヘアカラーをする事が可能になりますので是非ご検討ください。
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