新社会人、学校入学、転勤などで新生活を迎えられた方も多いこの時期
そろそろ髪のお手入れしないとな~、なんて方も多いはず。
でも、新しい土地でどんなヘアサロンにいったらいいんだろ。。。?
ネットを開けば近隣にはたくさんのヘアサロンがあるとおもいます。
でも、どこのヘアサロンがいいんだろう。
知らないお店に行くのもちょっと躊躇すると思います。
たくさんあるヘアサロンの中から自分にあったヘアサロンを探すには、
どういったポイントから選ぶべきなのか。
そんな疑問に現役美容師がお答えしてみました。
まずはホームページなどがあればチェックしますよね。
ホームページには施術料金がきちんと掲載されていて
なおかつシンプルに掲載されているととってもわかりやすいので親切な対応も期待できますね。
「!”#$#$%&’~カット」、「’&%&”#$~カラー」とかついちゃっていると
「なんやねんそれ!わからへんわ!」って思いますもんね。。
ネーミングで装飾して盛りまくって価値を高くみせる、という風潮がひそかにあるんですよね~…めんどくせぇ。
これは僕の経験上の話なのですが
広告やホームページ、口コミなどでも
そのお店の得意な技術やイチオシメニューがあるお店は技術力が高い傾向にあります。
逆にメーカーや薬剤によるメニューをオススメするとこは、その薬剤を使えばはっきり言って誰でも、ちょいとトレーニングを積めば
どんな美容師でも標準的に扱えます。
それよりも
「パーマに特化」「カラーに特化」しているようなサロンは
メーカー押し売りの偏った知識に頼るのではなくいろんな薬剤をつかったりいろんな髪質の施術数を経験しているので
それまで蓄積してきた技術、経験値、ノウハウのレベルがぶっちぎりに長けていることが伺えます。
施術を担当するスタッフの方も重要ですね。
お店による基本方針によって対応の仕方がある程度定まっているのでしょうが
話しやすい人、経験豊富そうな人、真面目そうな人など、対応するスタッフの方の年齢や性別などにもよるところがあるとおもいます。
なるべく自分と歳が近い人に担当してもらいたいな。。。なんて方も多いんじゃないかな?
お客様からスタッフの指名ができるようだと安心ですね。
どんなヘアスタイルができるのか、お店の技術力をチェックしたい時は実際の施術写真を確認するのが1番わかりやすいです。
ヘアサロンのホームページやSNSをチェックすると……ずらずらずら~っとでてきますよね。
ありとあらゆる方の写真が。
ですが、ここであることに気づけます。
実際の人を正面から撮っている写真と、後ろ姿の写真の2種類があるということ。
ここで、美容師としてのウラ話なんですが
正面から撮っている写真はカワイイ人に限っているということ!
そら、カワイイ人は髪型もかわいく見えますって。
しかも、そのカワイイ人とは、サロンモデルというモデルさんを起用していることが多い!
さらにサロンモデルさんの撮影の場合は
ヘアカット、ヘアカラーまで施術しているのは実際少なく、
コテやアイロンでスタイリングだけして写真を撮影している場合も多いのです。
たしかに、スタイリングは上手、というのはその写真からうかがえます。
ですがその写真からはパーマがうまい、カラーが上手、カットもよさそう、なんてのは
絶対わかりません。
その際、モデルさんの写真よりも実際のお客様の施術の写真が重要です。
皆様はそのお店のカットやヘアカラー、パーマなどの技術がどんなのかを知りたい場合は
モデルさんの写真よりも実際のお客様の施術写真の方が参考になります。
お客様の場合、あまり顔を出さないように撮るので主に後ろ姿の写真が多いのが特徴です。
美容師的にここはチェックしといたほうがいいよってとこをご紹介。
触り方が荒っぽい、痛い、雑、なんてとこはおススメしません!
ぎこちない、プルプル手が震えている、とかはヤバイかも
BGMでお店の雰囲気がわかりますよね。。。
クラブかってくらいうるさいとこやギャンギャン耳障りなくらい歌っている声とか…
スタッフの人が聴きたいBGMをかけているんじゃない?って思えてしまうくらいミスマッチなBGMはうっとおしすぎてゾワゾワする…!
お客様が快適に過ごすことができる空間にふさわしいBGMであるかどうか、大切です
接客業ですから、接遇は大切。
「~っスね!」とか言っちゃうやつはバカ丸出しで危険極まりない。
敬語が使えないのもアウト。一般教養やマナーが無い人とコミュニケーションをとるのはしんどい。
しずかにしていたいのにむっちゃしゃべってくるやん、ていう美容師さん。ダメですね。
長い時間お客様に接するので「場の空気」というものをちゃんと読んでいかないといけませんね。
だけども、遠慮しすぎて必要な情報を聞くのを怠ってしまったりする人もダメ。
施術する上で必要なコミュニケーションはちゃんとかわすべきなのです。
お客様との関係づくりは大切です。
お客様からしたら「私のことをわかってくれていてほしい」という深層心理もあるので
そこにうまく対応できる人がいいですね。