こんにちは。
店長の増山です
今日は「髪をすいて量をへらすこと」について少し。
僕が美容師になった時代は
「レイヤーカット」「シャギー」というデザインがブームでした
レイヤーカットは髪に段をつけて髪の重なりをつけること
シャギーというのは毛先をすいて先の細い束をつくること
ツンツンしたスタイルがよくはやってました
イメージ的には、直線的なラインがでるので
ちょっとかっこいい、クールなイメージのデザインでした
しかし、近年では髪にすきばさみですく行為自体のデメリットが大きいので、
求めるデザインによってはすくのをおすすめしない場合もあります。
すきバサミ…
使い方は要注意です
長さや、デザインなどの状況によるのですが、
すきすぎることのデメリット6つをまとめました
・クセがでやすくなる
・跳ねやすくなる
・湿気で広がる
・生活ダメージで痛みやすくなる
・パサパサする
・枝毛ができやすい
たとえば、
肩付近で切るボブ〜ミディアムの長さ
すけば空くほど跳ねやすく、まとまりにくくなります。
たしかに、すかなければ横の厚みが出てワイドにみえてしまうというのもわかるのですが、
それを考慮してでもすかない方がいい、ということが多々あります。
すかないとどうしてもワイドにみえてしまう…という場合はそもそも
肩付近のボブ、ミディアム自体をやめるのも一つの手段です。
ちょっとおもめに仕上げるスタイルは
髪が傷みにくく
収まりもよいので、非常に機能的なスタイルでもあります。
バッサリ切ってたくさんすきたーい!
って方はぜひ担当の美容師さんとじっくり相談してみてくださいね。
相談もなしにいきなりガツガツすく人は
非常に危険です…