元々の髪質にクセのある方は、梅雨の時期などは特に髪がまとまらない、ごわつくなどのお悩みが深刻になりますね。
クセをとりたいけど、私の髪質はストレートパーマか、縮毛矯正かどちらをあてるほうが良いの??と迷った経験はありませんか??
【ストレートパーマ】【縮毛矯正】
これらのメニューは施術内容がそれぞれ違いますので、
当然対象となる方も変わってきます。
それぞれのメニューの違いを把握した上で、
どちらを選択するべきなのかを考える必要があります。
ストレートパーマとは、【ウェーブパーマ落とし】の事を指します。
「ウェーブのパーマを当てた後で、やっぱりストレートヘアに戻したい」
そんな時にかける施術です。
ですので、クセを伸ばす事はできないのです。
施術内容も違います。
ストレートパーマ施術は主に【薬剤のみの力】でウェーブを伸ばします。
ウェーブパーマのカールは強度がクセ毛までつよくありませんので、薬剤のみの力で取ることができるのです。
ただ近年はデジタルパーマがかなり浸透してきております。
デジタルパーマのカールは薬剤のみの力では伸ばしきれないこともありますので、
担当する施術者の方とじっくり相談した方が良いと思います。
縮毛矯正とは、【クセ毛のばし】の事を指します。
「元々の髪質のクセをとりたい」
「ブローやアイロンで伸ばしたようなサラサラな髪質になりたい」
「ツヤのある美しい髪になりたい」
そんな時にかける施術です。
ですので、元々ある髪質のクセを伸ばす事ができます。
縮毛矯正の施術は主に【薬剤の力】+【アイロンによる熱の力】でくせを伸ばします。
くせは薬剤の力だけでは改善できませんが、
薬剤と熱の力をうまく利用することによって、髪質をサラサラ、つやのある状態にすることがでぎす。
縮毛矯正もストレートパーマもどちらもスペック等はほぼ同じような還元剤とよばれる薬剤を使います。
髪とは、ドライヤーやアイロンなどの物理的なダメージよりも、
薬剤によるダメージが影響を与えます。
厳密には縮毛矯正の方がダメージが大きいと思われがちですが、
ストレートパーマも同じ薬剤を使うので、どちらも同じくらいの負荷がかかります。
縮毛矯正はアイロン熱を与えるのですが、アイロン熱から守る処理剤で熱ダメージをカバーするなどや、
施術する前の髪の状態によりダメージから髪を保護する施術も行います。
縮毛矯正、ストレートパーマのどちらも
ダメージレベルが深刻な状態の髪への施術は、かなり難しくなります。
ダメージが深刻な髪にストレートの施術をするのは、
わかりやすく言うと体力がかなり弱った高齢の方に長時間のハードな手術を行うようなもの。
そういった場合は、まず手術に耐えれるように体力を十分につけてから慎重に手術を行いますよね。
髪も同じことで
日頃からご自宅でもダメージに対するケアをしっかりとしないといけません。
毛髪の基礎体力をしっかりつけてからストレートの施術を行うべきなのです。
なので日頃からのご自宅でのケアが絶対必要です。
ストレートパーマとは…過去にあてたパーマのウェーブを薬剤の力でストレートに戻す施術。
縮毛矯正とは…もともとの髪質であるクセを薬剤の力とアイロン熱で伸ばしていく施術。
どちらもダメージレベルはそんなに変わりありません。
ストレートヘアにしようか迷っている方、
ぜひご参考にしてくださいね。