ハイライトのデザインカラーテクニック公開!ハイライトデザインカラーを上手に染めるための6つのコツとは?

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当店ではハイライト、インナーカラー、グラデーションカラーなどの外国人風デザインカラーを得意としております。

たくさんのお客様が日々デザインカラーでご利用いただいているのですが

今日は普段やっているデザインカラー技術の中でも【ハイライト技術】にフォーカスし、

ハイライトを上手に入れるテクニックのポイントを少しだけチラ見せします。

題して

【ハイライトのデザインカラーテクニック公開!ハイライトデザインカラーを上手に染める技術のコツとは?】

 

デザインカラーをこれから覚えていきたい

または もっともっと上手くなっていきたい

そんな美容師さんや

デザインカラーのうまいヘアサロンを探している方、デザインカラーで染めてみたいという方はぜひご覧ください。

上手なハイライトのデザインカラーとは

 

当店の定めるハイライト技術ののポイントはいくつかあります。

それは、

・ハイライトがカットデザインと連動しているか

・ハイライトの筋が品良く見えるように入れる

・ハイライトが根元から馴染んで筋になっているか

・ハイライトの色味は、黄色味やオレンジ味を消す

この4点を重視します。

 

 

ハイライトのポイント①太くとる場所と細くとる場所をわける

カットと連動させるためのテクニックですが

ヘアカットではインターナル(内部構造)とエクスターナル(外部構造)で形が構成されます。

その場合、インターナルの部分は細く、エクスターナルの部分は太くとります。

単純に、頭の上の方や表面は髪を動かし、ふわっとした質感を作るので細めのハイライトを、

頭の下の方は髪の厚みを重く作ることが多いので、その部分は太めのハイライトを入れる、

というように細いハイライト、太いハイライトを取り分けて作っていきます。

 

 

 

ハイライトのポイント②ヘアスタイルはローレイヤー、ローグラデーションがおすすめ

 

ハイライトのデザインカラーをする方にはローレイヤー、ローグラデーションをおすすめしています

段差があまりつきすぎていないヘアスタイルです。

ただし、全く段が入っていないと動きが重く見えるので少しだけ段差をつけているのがおすすめです。

高い段は内側のハイライトが見えすぎて上品さに欠けてしまうし、表面の部分の長さが短くなって大きな動きにならないので、ローレイヤー、ローグラデーションのカットスタイルをおすすめしています。

ハイライトのポイント③明度の差は5レベル以上

ハイライトは、

・ベースの暗い部分

・ハイライトの明るい部分

と、明るさを分けて設定します。

明るい部分と暗い部分の明度差は必ず5レベル以上。

それ以内だと馴染んでしまい、ハイライトが見えなくなってしまうことがあります。

ベースの色を6レベルに設定したら、

ハイライトは11レベル以上になるように薬剤の明度コントロールをしっかりと作ります。

これはヘアカラーの2剤であるオキシドール(過酸化水素)の濃度でもコントロールします。

ブリーチで作ったハイライトの部分は非ブリーチの部分に比べて色の吸い込みが激しく、思った以上に暗くなってしまうこともありますので

オキシを調整して色の吸い込みが起きないようにします。

ちなみに色の吸い込みを防ぐ方法はオキシでの調整以外でもできますが長くなるので割愛します。

 

ハイライトのポイント④毛先はグラデーションにする

ハイライトのデザインカラーの時は毛先もグラデーションになるように染めます。

そうすると平面的に見えやすい髪がより立体的に見え、

色の濃淡や陰影によりヘアスタイルにダイナミックさやリアリティなどが加わり

ヘアデザインが奥深いものになるのです。

これはデザインの構成の上でとても大事なことで

装飾を加えることで品がよく見えるのです。

ただし過度な装飾は逆にデザイン性を損ねてしまうのでトータルバランスをしっかり取るのは大事ですね。

 

ハイライトのポイント⑤根元付近は暗くて良い

 

ハイライトを入れたヘアスタイルの完成形として、

『品の良いハイライト』と当店では定義しております。

派手なハイライトとは、ちょっと違います。

そのこだわりの一つとして、ハイライトの見せ方です。

ハイライトは根元付近から入れますが、根元付近は暗く仕上がるように染めていきます。

これも薬剤の明度設定や塗布技術で調整します

ハイライトもナチュラルなグラデーションに見えるように。

イメージとしては、グラデーションのベースカラーの上に

高明度のグラデーションのハイライトが乗っているイメージです。

難しいかな。。?

 

 

ハイライトのポイント⑥ハイライトの色味は黄色やオレンジをしっかり消す

ハイライトの部分の色味は脱色後黄色やオレンジに振られがちなので、

そのあとトナーなどで黄色やオレンジの補色で黄色、オレンジを中和させます。

もちろん、明度設定も大事ですが、彩度コントロールこそが命です。

このへんは色彩学の知識、特に加法混色と減法混色を理解していないとヘアカラーを作るのが難しくなります。

よく復習してみましょう。

 

まとめ

ハイライトのこだわりポイントを6つご紹介しましたが、

大きくは

・ハイライトがカットデザインと連動しているか

・ハイライトの筋が品良く見えるように入れる

・ハイライトが根元から馴染んで筋になっているか

・ハイライトの色味は、黄色味やオレンジ味を消す

ということにフォーカスしています。

専門用語も入ってしまいますので、

一般の方にはちょっと難しい内容かもしれませんが

これだけこだわってハイライトを入れていますっていうのが少しでも伝われば嬉しいです。

そして美容業に携わる方もぜひ参考にしてくださいね。

 

 

 

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