明るい髪色を楽しみたいという方が急増しております。
今年の夏はハイトーンブームかも!?
というくらいハイトーンへの興味をお持ちのお客様がたくさんいらっしゃいます。
もちろん当店では
明るめカラーを楽しむためにハイトーン専用のカラー剤も揃えております。
ただ、ここで注意しないといけないことが。
明るめカラーをしたいと言って
いきなりハイトーン専用カラー剤を使ったら誰でも明るい髪色を楽しむことができる訳ではありません。
髪の状態髪質、過去の施術履歴によって明るくできないケースもあるのです。
明るい髪色になりにくい場合もある
髪質の状態を無視してハイトーン専用カラーをいきなり使っても
明るい髪色にならないこともあります。
縮毛矯正をした髪、白髪染めをした髪、ホームカラーを繰り返す髪、
ダメージが進行した髪、根元が3センチ以上伸びた髪などは
染まりにくい状態なのです。
染まりにくいので、思ったほど明るくならないどころか
パサパサしてダメージが入っただけ
という状態になってしまうこともあります。
中でも、白髪を染めつつ明るい髪色にしたい、と言うケースがもっとも難易度が高く
髪質、状態、過去の施術履歴により、適した方法で施術します
人の髪質や状態は皆それぞれ違います。
なので、髪質や状態に合わせて
どういった方法で施術するべきなのかを選択します。
どういった薬剤を使うかももちろん大事ですが、
明るくするための方法がもっとも重要だと思います。
明るい髪色を作る方法1. ロングスパンで明るい髪色を作っていく
明るくなりにくい髪は1度の施術ではご希望の明るさを完成させるのが難しい場合もございます。
そこで、マテリカヘアーでは明るめのカラー剤を使用して2回3回繰り返していく方法を使います。
そうするとだんだん明るい髪色へと変化していきます。
施術→自然褪色→2ヶ月後に色補正施術→自然褪色→2ヶ月後に色補正施術→
明るめカラーの完成
といったロングスパンでカラーを繰り返していく方法をお勧めします。
明るい髪色を作る方法2. ダブルカラー(2回染め)でカラー施術をする
どうしても今明るい髪色にしたい!
という場合には1度の施術で難しいので1日で2回カラー施術をする「ダブルカラー」という方法で施術します。
ダブルカラーで明るくする際、場合によりブリーチも使用します。
ただしダブルカラーは髪の状態によってお勧めしない場合もあります。
ダメージを伴いますので、ハイダメージの状態からの場合や、パーマなどの施術との併用はお断りする場合もございます。
マテリカヘアーでは褪色して明るくなった髪色はそのままにせず、褪色した部分は必ず色を補います
前回のカラー施術から期間が空けば、髪色は明るくなります。
髪から色素が流失して褪色し、結果明るくなっているのです。
色素が完全に褪色した状態は確かに明るいのですが、
そういった場合当店では必ず色を補って色補正をします。
また、褪色しやすい髪質の方や普段なかなか頻繁に染めることができない方にも色補正をします。
褪色しただけの明るさは綺麗な明るい髪色とは言いがたく
ただ色落ちした明るさでツヤがなく、パサついた状態で仕上がります。
そういった状態からツヤのある綺麗な髪を楽しんでいただくためにも
根元の染まり具合に合わせて色補正をしております。
単に明るい髪色を目指すだけでなく、全体のバランスが整った髪色に仕上げることも重要だと思います。
ヘアカラーはご希望に合わせて染めるのが一番良いですが、
状態や髪質によって難しいケースも多々あります。
でも、お客様にはキレイな髪色を楽しんでいただきたい。
その一心で我々もさらに技術や知識を向上させる努力を積み重ねていきたいと思います。