こんにちは。マテリカヘアーの増山です。
生まれ故郷です。
以前は大阪に住んでいました。
引っ越してきて、地元の方々に貢献できる存在になりたいと思い、
ヘアサロンを開業しました。
2011年11月15日の開業です。
それから5年が経ちました。
本当に早く感じました。
今考えると、本当に恐ろしいくらい無謀な挑戦ばかりしてました。
それまで大阪で美容師してたのに地元に帰ると言い出し、
ご贔屓にしてくださったお客様にも別れを告げ、
全く違う場所でお客様ゼロの状態。
地元とはいえ、離れている期間も長かったので美容師としての知名度もゼロ。
体で覚えるが如く、深く考えず直感で行動し、
なのに未熟者ゆえ、途中で色々と迷いも生じたり、ブレたりという。
ははは…うん、最悪ですね。。。
自分自身必死にやってきて、最初の頃はじっくり考える余裕もなく、がむしゃらに一つ一つこなしていましたが
自分が置かれている現状や将来のコトとか心に強烈な重圧や不安に苛まれてばかりいました。
それまで、一人の美容師として過ごしていたのが、全く違った地域で、しかも店舗の経営となると
やはりギャップがすさまじく、
いろんなことに備えて勉強してきたにもかかわらず生かそうにもうまくいかないことがたくさんありました。
何度も何度も道を見失いそうになりましたが、
その度、周りにいるたくさんの人に支えられ励まされてきました。
そして、いろんなことを教わってきました。
やってみて、つまづいて、転んで、痛い思いをして、
でも次はうまくいくように考えて、またやってみて…
それでもまた転び、いつになったらうまくいくねん!って思うことも多々ありながら、
ここまでやってきました。
この秋でマテリカヘアーは2011年11月15日の開業以来、節目の5年が経とうとしております。
ただ、この5年は僕の中では通過点に過ぎず自分の中で
「ああ、今俺頑張ってる」とか「やるべきことをやり尽くした」って思うことはありません。
自分の不甲斐なさや至らないところ、常々感じます。
それでも自分は限られた時間の中で何をするべきなのか
疲れていても、忙しくてもコツコツと少しでもいいから積み重ねていって
もっとさらに高いところへ進みたいと思っています。
ここまでこれたのも、いろんな人たちのおかげです
それでも、
5年の中でいろんな人との出会いがありました。
美容師として、経営者として、一人の人間として
いろんな方から教えていただくことが多く感謝の念に堪えません。
お客様へ
2011年の開業以来、
数あるヘアサロンの中から当店をお選びくださいましてご利用くださったこと、嬉しく思います。
お客様にはマテリカヘアーの技術と本物志向の美へのこだわりをこれからもブレることなくお届けし、
今後もっともっとお客様のニーズに応え、
地域の皆様にはキレイを通して、美しくあり続け健康で幸せな生活を送っていただくサポートをしたいと思います。
そしてオープンの時からずっと来てくれる地元の友人たち。
オープンの時は色々手伝ってくれたり、励ましてくれたりで本当にうれしかった。
心から感謝です!
スタッフの皆さんへ
口では日頃こういうことは言いませんが、
本当にスタッフのみんなには僕自身が日々気付かされ、学び、励まされています。
感謝しております。
美亜里さんはオープン当初から一緒にここまできましたね。
マテリカヘアーのこれまでを一番よくわかってくれている存在で、今ではマテリカヘアーにとって母親のような存在です。
メキメキと成長し、技術の習得はとてもセンスが感じられ、その才能が羨ましく思ってます。
2児のママでありながら生活と仕事との両立で本当に日々よく頑張ってます。
そして乾くん。
今では家族よりも長く一緒にいるし、縁の下の力持ちというか、
その若さで頼りになることがたくさんです。
乾くんには美容の技術だけじゃなく、多くの学びを得られる機会としてたくさんの刺激を伴う経験を一緒にしていきたいと思ってます。
その中で乾くんのもっともっといいところがさらに成長することでしょう。
僕自身スタッフのプロデュースにも力を尽くします。
この仲間に出会えて本当に良かった。
まだまだこれから、次のステップに向けていろいろ進んで行くからなっ!
お取り引き業者の皆様
前職からお付き合いのある担当営業者様、そしてメーカー様、新たな代理店の方、広告店様、施工業者や労務士様、税理士様などなどたくさんの方々に支えられてきました。
特に開業時には夜遅くまでミーティングに付き合ってくださったり、いろいろと教えてくださったり、無理言って遠いところフォローに来てくださったりで本当にご尽力くださいまして感謝の気持ちでいっぱいです。
皆様のお力添えのおかげです。
今のマテリカヘアーを支えてくださる大事なパートナーです。さらにもっとお互いが発展すべく、ともに励んで参りましょう。
美容師の友人たち
技術者として刺激や気づきを与えてくれたり、また相談相手として励ましてくれました。
僕の周りにはとても素晴らしい美容師がたくさんです。
そして圧倒的な壁を見せられつつも、でもそういう人に限って本当にコツコツと「継続」するものがあり、その大事さを僕に教えてくださいました。
僕自身も周りの美容師の友人にもいろんな刺激を与えることのできる大きな存在を目指します。
そしていくつになっても「やってやるぜ!」のチャレンジ精神を持ち続けてます。
前職場の社長、同僚、スタッフたちへ
前職の会社にはいろんな事を教えてくださり貴重な経験させてくださって、美容師として人として
たくさん成長できる環境で仕事をさせていただきました。
社長には格別目にかけてもらい、退職した今でも激励や相談にのってくださいます。
スタッフのみんなとも辛かった事楽しかった事いろんな事をともに過ごし、
同じ美容師としてライバルであり同じ釜の飯を食った仲間であり、退職という選択をした自分にとって多くの刺激をもらいました。
退職時に暖かく見送ってくれたことは今でも嬉しく思いますし、あの激励のおかげで清々しい気持ちで新たなスタートを切れて、それが今日までのエネルギーとなりました。
退職時、独立時によく揉める話も聞きます。
僕からすれば揉めるような関係になるのも、会社側や本人側どちらかの言い分がおかしくて、「どちらか悪い」とかではなく
揉め事に発展した会社側にも本人側にも非があると思う。
独立するのを快く思ってもらえないのは、本人が会社に対する貢献度や会社の人間への関係性に問題があり、
逆の場合だと独立希望した人への会社の対応がまずく、不満が溜まった結果に独立という選択になってしまう。
僕は前職の社長にも独立の意思を示し、地元にも帰るということも伝えていました。
僕が抜けた後のための人材育成やお客様の引き継ぎなども抜かりなく、
同じ商圏でお客様を連れていくような形の独立をしませんでした。
だからこそ自分は完全にゼロからのスタートを切りました。
背水の陣を敷く形ですが、僕はこの形での退職独立が叶ったことは前職の方々に対して本当に感謝しております。
前職の方々に迷惑を多少なりともかけてはおりますが、その結果スタッフや社長との関係を築けているのだと思うと誇りに思います。
前職場のお客様
たくさんのお客様に支持していただけまして、僕は大阪という地で美容師として本当に育てられました。
未熟者の僕をたくさんのお客様が応援してくださったおかげで僕は美容の仕事の楽しさや奥の深さを知ることができ、
「お客様をキレイにする」ということの本質を得ることができました。
本当にありがとうございました。
大阪時代のお客様は本当にいい人ばかりで、今でもよく覚えていますし思い出します。
お別れして離れるのは寂しかったです。わざわざ大阪から遊びに来てくださったお客様もたくさんいらっしゃいました。
いつかまたお会いできたらな…と思ってます。
家族へ
Uターンで地元に帰ってから、プレッシャーや不安に押しつぶされそうな僕を両親はいつもそっと支えてくれました。
自分たちの友達や親戚ご近所に宣伝してくれたり、
相談相手がいなかった時は素晴らしい方を紹介してくれたり、的確なアドバイスをくれた父、
夜遅く帰ってきた時も食事や健康面で支えてくれた母、
地元に帰って父母とまた暮らすようになって、自分の両親に対し本当に尊敬しました。
両親を見習い、我が子にも同じような愛情を込めて育てたいと思います。
そして、いつも僕を助けてくれる妻。
朝早く、夜遅く、妻には迷惑をかけることばかり。
でもそれでも僕の仕事を理解してくれてること、嬉しく思います。
妻と結婚して本当に良かった。
妻の支えは大きい。
幸せな時も辛い時も一緒に共有でき、
特に辛い時でも僕にビシッと一言かけてアドバイスをくれる妻に毎日感謝です。
小野市という地域を選んだこと
以前住んでいたところとのギャップが大きく、
お客様、文化、価値観、暮らしぶりなど何もかも違う。
地元なのに地元じゃない感覚。
はっきり言って毎日不安でした。
自宅と店以外、立ち寄る余裕なんてなかった。
でもそんな不安をよそに、地域の方々はマテリカヘアーを受け入れてくださった。
正直、最初の頃はいろんなことに対して不安になり劣等感を感じまくりで
「あー、俺って本当に弱い人間やな」と思ってしまいました。
その分必死になったのかもしれないですけど、空回りもしてたでしょう。
でもいろんな人との出会いが少しずつ僕を変えていきました。
そして今では本当にこの「小野市」というのが好きになりました。
小野市が好き
小野市に帰ってきたこと、本当に良かったと思っています。
そりゃ都会に比べると刺激も少なく、物や人の数も都会の方が上回っていますが、
でも自分は大人になって小野にUターンで戻ってきて、小野の良さが違った角度から見え始めました。
自分にとっては都会に比べて健康的で心にもゆとりが生まれる生活を送れるようになりました。
都会へ行くと、いいなぁって思うこともたくさんですが小野市で店を構えるのと都会で店を構えるのと比べた時に、
「都会だから」「田舎だから」
そんなことはもう関係ない。
モノも溢れ、物流も発達し、ネットなどのインフラもこれだけ整えば
都会だから商売が繁盛する、田舎だから集客できないとかは思わない。
都会は都会なりの、田舎は田舎なりのやり方を模索していけばいいだけだから。
今自分ができること
小野に住み始めて、ある方の一言がきっかけで
「地方創生」ということを考えさせられました。
「都会だから」「地方だから」ではない時代。
だからこそ地方の田舎が元気になれるため、
地方と都会の垣根をなくすため
マテリカヘアーを受け入れてくれたこの「小野市」に活気をもたらしたい。
ご存知ないかもしれないですが、小野市は行政や市の活動は本当に盛んです。
全国移住ナビというサイトでもアクセス数が全国1位。
しかし、民間の力はまだまだ伸びしろがあるはず。
もっともっと産業を発展させ、民間の力でも地域に活力を与え、盛り上げていきたいと思います。
そして小野市がより魅力を感じられる街になってほしいと思います。
もっともっと地域のために、貢献できるための存在として、成長を遂げたい
僕自身、そしてマテリカヘアーというお店が今よりもっと地域のために役立ち、
地域に活力を与え、よりもっと貢献できる存在になりたい。
そんなビジョンを持ってマテリカヘアーは今の業態にとどまらずさらに成長したいと思ってます。
そんなマテリカヘアーですが
今後も皆様からの温かい応援をよろしくお願いいたします!