こんにちは。
増山です。
今日は髪質改善ストレート施術のご紹介です。
こちら、ストレート施術は初めてのお客様。
定期的にカラーは繰り返しています。
髪質的には、とっても親水化しやすい髪質でして、
ヘアカラーによる負荷がかなりかかっています。
触ってみるとゴワッとした質感で、毛先のダメージ部分にかけてはガサっとしています。
毛先にかけては油分が足りていない状況で、ビビり、1歩手前です。
そして、ボリュームの原因は
多毛、ねじれによるクセ、削ぎによるカット。
不揃い部分が多いので、そろえる必要があります。
この場合、クセを伸ばすことはできるのですが、クセの問題をクリアしても
毛先が揃わないので、1度の施術で完璧に仕上げるのは難しい
真っ直ぐに伸ばした髪を少しずつ時間をかけて伸ばして、削ぎの入った部分の髪の厚みをそろえていく必要があります。
今回は【pH移行還元】という施術方法で対応します。
pHを酸性領域から段階的にアルカリへと移行しながらゆるやかに反応させます。
毛先の親水部分には疎水処理と疎水性還元剤で対応。
ちょっとマルチな還元で追い塗りや塗り分けを多用してます。
中間処理はアルカリ抜き+コンプレックス処理
さらに油性をできるだけたくさんのせて
200℃の脱水アイロン、毛先はラウンドアイロンでカール形成
施術終了後はこんな感じです。
色が変わったのは少し色も載せたから。
1回目はとりあえずこんな感じで何とか毛先もビビらずにできました。
施術後は定期的にコンプレックスによるメンテナンスをしていけば確実に安心です。
今回のストレート施術の要点はたくさんあるのですが
できるだけ化学薬品による負荷を最低限に減らし
物理の力による反応を最大限おこしてます。
毛先のビビりダメージ対策が1番神経使いました。
難しいケースでしたが
何とかうまく行きました。
髪のお悩み、ぜひご相談くださいね(^_^)